■鼻の症状
急性鼻炎…細菌やウィルスによって鼻粘膜が炎症する症状でかぜの諸症状として現れることが多いものです
アレルギー性鼻炎…ハウスダストや花粉などのアレルゲン(アレルギーを引き起こす成分)によって鼻粘膜が炎症する症状です
副鼻腔炎…花粘膜の炎症が副鼻腔にも及んだものです、慢性的な症状のものは蓄膿症と呼ばれています
■点鼻薬を使用する場合の一般的な注意事項
・使用前に鼻をよくかんでおくこと
・使用後には鼻に接した部分をティッシュペーパーなどで拭き、清潔に保つ
・容器はなるべく鼻に直接触れないようにして、他の人との共有はしないこと
■代表的な配合成分
・アドレナリン作動成分…交感神経系を刺激して血管を収縮させ、充血や腫れを和らげます
(ナファゾリン塩酸塩、フェニレフリン塩酸塩、テトラヒドロゾリン塩酸塩など)
過度に使用すると血管の反応が鈍くなり、逆に血管が拡張して鼻づまりがひどくなることがあります。
・抗ヒスタミン成分…ヒスタミンの働きを抑制することによりくしゃみや鼻汁などの症状を抑えます
(クロルフェニラミンマレイン酸塩、ケトチフェンなど)
・抗アレルギー成分…ハウスダスト、花粉などのアレルギー症状を抑えます、通常は抗ヒスタミン成分と組み合わせて配合されます
(クロモグリク酸ナトリウムなど)
減感作療法などのアレルギー治療の妨げになる可能性があります、まれにアナフィラキシー様症状を生じることがありますので注意が必要です
・局所麻酔成分…花粘膜の過敏性や痛み、かゆみを抑えます
(リドカイン、リドカイン塩酸塩など)
・殺菌消毒成分…鼻粘膜を清潔に保ち、二次感染を予防します
(ベンザルコニウム塩化物、ベンゼトニウム塩化物、セチルビリジニウム塩化物など)
・抗炎症成分…花粘膜の炎症を和らげます
(グリチルリチン酸二カリウムなど)
■その他の注意
・点眼薬などに含まれているアドレナリン作動成分やかぜ薬に含まれている抗ヒスタミン成分などを併用すると効き目が強くなったり副作用が起こりやすくなります
・一般的な鼻炎用点鼻薬は蓄膿症などの慢性的な症状は対象外となります